身近なハーブで賢く感染症予防！栄養たっぷりパセリの育て方と保存方法！

パセリ、といえば「付け合わせ」だったり、「どうせ飾りでしょ。」「もさもさしてて、マズイ！」と思っていらっしゃる方も多いのでは・・・？

でも実は、パセリが”すごいハーブ”だということ、皆さんご存知ですかっ？

様々なビタミン、ミネラルや食物繊維などが豊富に含まれていて、健康に良いだけでなく、パセリに含まれる成分には、食中毒を予防したり、殺菌する働きがあるため、料理やお弁当などに添えることで、食中毒の予防などにも役立つんです！

パセリは大きく分けて2種類あります。

１つは、カーリーパセリで、私たちが普段よく目にする、葉が縮れていて強い苦味があるパセリです。

そしてもう１つは、イタリアンパセリ。
こちらは葉が平たく、香りや食感が良いのでさまざまな料理に活用することができます。

引用元：ペタDeco工房　http://www.petadeco.jp/hpgen/HPB/entries/25.html

そこで今回は、イタリアンパセリをご家庭で簡単に育てる方法をご紹介します！

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土の準備と苗の定植

種は１００円程度、苗は２００円程度で売られています。

ちなみに、種まきから発芽までは約1.5か月ほどかかるので、今回は、春先に苗から育てる方法をおすすめします。

土は、一般的な野菜用培養土（スーパーやドラックストアでも売っています）、プランターは大きめのもの（幅、高さともに３０センチ程度）を用意しましょう。

土とプランターを用意したら、買ってきた苗をプランターに移します。
この時、根が崩れないようにそっと苗を取り出します。

パセリは移植を嫌う植物で、根が崩れると弱ってしまうので気をつけてくださいね。

苗を植えたら、プランターの、上から3㎝くらい下まで土を入れます。
3㎝空ける理由は、水をあげたときに土が溢れないようにするためです。

株元は、根元と同じくらいの高さに土がかぶったら、そっと押さえるくらいで、株が土で埋まりすぎないように気をつけてください。

あとは土の乾き具合を見ながら毎日水やり！
プランターは水の蒸発が早いので、乾きすぎないよう注意が必要です。

さっそく収穫！

パセリは、夏の日差しをあびてグングン大きくなるので、どんどん収穫しましょう！
次から次へと葉を出してきます。

ただし、一度にたくさん収穫すると弱ってしまうので、房が残るように少しずつ摘みましょう。

イタリアンパセリは、成長し過ぎると蒸れて枯れてしまうことがあるので、風通しが良くなるように定期的に収穫・間引きをするようにしましょう。

また、直射日光が当たりすぎると葉は堅くなって味も変わってしまうので、なるべく直射日光が当たらない明るい場所（台所など）に置いて、柔らかいうちに収穫するのがコツです。

イタリアンパセリは小葉や小葉に近い細い部分の葉柄が食べられますので、その部分を摘みましょう。

パセリ３

葉をとると、さわやかな良い香りがしてきて、思わず嬉しくなりますよ！

パセリは水耕栽培もOK

パセリは水耕栽培も可能です！

もちろん土で育てた方が収穫量は多いですが、水耕栽培なら室内でインテリアグリーンとして楽しむこともできますで、こちらもおすすめです。自然と根っこが伸びてきて、植物の生命力の強さを感じられます。

パセリ５

パセリの栄養！まめ知識

パセリは貧血や冷え性に効く♪

パセリには、美肌にいいβ-カロテン、鉄分（ホウレンソウの約4倍！）が多く含まれ、さらにその鉄分の吸収を助けるビタミンCも豊富なので、女子には見逃せないですね！

さらに、ビタミンK、ビタミンC、ビタミンE、カリウムも数ある緑黄色野菜の中でもトップクラスの栄養価です。

パセリの保存！まめ知識

イタリアンパセリは、細かく刻んだものを色々な食材と混ぜ合わせるといった使い方ができるので、保存する時は、細かく刻んで冷凍しておくと、使いたい分だけいつでもすぐ取り出せて便利です。

イタリアンパセリ料理

夕飯のメインの付け合せにしてもいいし、お弁当に入れてもいいし、お料理の彩として何かと役立つパセリ。
スーパーで買うと意外と高いので、家で栽培できたら嬉しいですよね！

サラダオイル、お酢、塩、にんにく、きざんだパセリを混ぜて手作りソースにするのもおすすめです。

冷蔵庫に入れておけば１週間程度保存可能ですので、常備しておいても、鶏肉やお魚のソテーに良く合うし便利ですよ！

なにかと便利で栄養豊富なパセリ、ぜひ次の夏にチャレンジしてみてくださいね！