シェア畑ライターの佐山です。
野菜づくりの楽しさを知っていただくためのブログ、第2回目の今日は、ハーブです!
とは言っても、ハーブに付くアブラムシ対策という、ちょっとマニアックな内容(?)です(^_^;)
今回は私が育てているカモミールを例にしていますが、いろんなハーブやお野菜にも使える技なのでぜひチャレンジしてみてくださいね!
さて、ハーブティーやハーブバスなど、いろんな用途に使えて家庭菜園でも育てやすいハーブ。
特にカモミールは、リラックス効果や体を温めてくれる効果があり、しかも抗酸化作用まであってアンチエイジングにも効果的と、女子には強~い味方!
※妊娠中の人やキク科アレルギーの人は使用を避けてください。
ヨーロッパでは「母の薬草」と呼ばれているそうです。
※引用元:カモミールティー http://pictkan.com/photo/food/drink/
キク科の野草で、園芸店、ホームセンターでは、りんごのような爽やかな香りでハーブティーに使われる立性のジャーマンカモミールか、雑草防止や花を楽しめる這性のローマンカモミールの2つがよく販売されています。
※立性(たちせい):茎や枝が直立して成長するもの
這性(はいせい):茎や枝が地面を這うように成長するもの
ジャーマンカモミール
引用元:『ボタニカル♪ラブ』http://botanicalove.com/
ローマンカモミール
引用元:『花と緑の図鑑-Garden vision』http://garden-vision.net/
比較的育てやすいカモミールですが、1つ注意点があります!
カモミールには、アブラムシがつきやすいのです!
アブラムシがいるところには、アブラムシの天敵・てんとう虫、アブラムシの蜜を分けてもらう事でアブラムシを守っている蟻が必ずいます。
「最近、てんとう虫をよく見る!」となれば、その時には既に、アブラムシがカモミールの細い枝にみっちり隙間が無いほどくっついている、なんてことはありがち。。。
ベランダ栽培の方なら、今まであまりベランダに蟻が来たこと無かったのに最近よく蟻を発見する、時々部屋に入ってきてしまう、などがあれば、それもアブラムシ発生のシグナルかもしれません。
暖かい地域なら、苗が15センチを越えて柔らかい細い葉が繁り始めた4月中旬から5月にはアブラムシが飛来して増え始めます。
寒い地域でも、標高にもよりますが、5月中旬から6月、7月辺りには発生してきます。。。
ハーブティーにしたいと思うと、やはり農薬は使いたくないと思うものですよね。
そこで、農薬を使わずにカモミールから虫たちを駆除する方法をご紹介します!
もちろん他のハーブや家庭菜園のお野菜でも使えるのでぜひ試してみてください。
1.黄色い粘着テープで・・・
ホームセンターやネット通販、園芸店にも専用のものが売られていますが、自宅に蛍光色やそれに近い鮮やかな粘着テープ、マスキングテープがあるなら、それでも代用できます。
割りばしなどを支柱にして、テープの粘着面を外側に付けて、カモミールの苗の周りにいくつか差しておきます。
アブラムシは飛んでやって来るため苗の上のほうに集まりやすく、苗の背が伸びている場合はなるべく苗より高めか同じ高さにしておくと良いです。
すると、飛んできたアブラムシは蛍光色の黄色や黄緑色に引き寄せられる習性があるので、粘着テープに間違ってくっついてしまい、苗に付く数を減らせるのです!
2.牛乳で・・・
気がつかないうちにあっという間に増えてしまっていた・・・
という場合は、霧吹きに牛乳を入れて直接シュッ!と茎に吹き付けます。
この時、花につかないようにします。
牛乳のたんぱく質で膜を作り、アブラムシを窒息死させる目的なのですが、カモミールに吹き掛けるため、カモミールも牛乳の膜で窒息してしまいます。
なので、乾いた後に同じように今度は水の霧吹きで吹き掛けた牛乳を洗い流しておかないと、枯れる原因になることもあります。
3.筆で・・・
私は、2.で紹介した牛乳を、霧吹きではなく筆につけて、アブラムシがびっしりな部分をなぞります。
なぞった後に筆でパタパタとはたきの様に軽くこそぎ落とすと、牛乳の膜もあまりカモミールにつきにくいですし、アブラムシが筆でたたき落ちる様子が確実に見てとれます。
「虫が苦手!」という人には酷な方法ですが、一番分かりやすくて、面倒が無い駆除方法だと思いますよ!
アブラムシは下に落ちてしまうとあまり登ってはこないですが、しっかり駆除したい方は、下に粘着テープを置いて作業をすれば、落ちたアブラムシは粘着テープにくっつくので他の植物につく不安も減ります。
今回は、ハーブに付いたアブラムシを農薬を使わず駆除する方法をご紹介しました。
安心な無農薬ハーブを育てたい方はぜひ試してみてくださいね!
野菜づくりの楽しさを知っていただくためのブログ、第2回目の今日は、ハーブです!
とは言っても、ハーブに付くアブラムシ対策という、ちょっとマニアックな内容(?)です(^_^;)
今回は私が育てているカモミールを例にしていますが、いろんなハーブやお野菜にも使える技なのでぜひチャレンジしてみてくださいね!
カモミールってどんな花?
さて、ハーブティーやハーブバスなど、いろんな用途に使えて家庭菜園でも育てやすいハーブ。
特にカモミールは、リラックス効果や体を温めてくれる効果があり、しかも抗酸化作用まであってアンチエイジングにも効果的と、女子には強~い味方!
※妊娠中の人やキク科アレルギーの人は使用を避けてください。
ヨーロッパでは「母の薬草」と呼ばれているそうです。
※引用元:カモミールティー http://pictkan.com/photo/food/drink/
キク科の野草で、園芸店、ホームセンターでは、りんごのような爽やかな香りでハーブティーに使われる立性のジャーマンカモミールか、雑草防止や花を楽しめる這性のローマンカモミールの2つがよく販売されています。
※立性(たちせい):茎や枝が直立して成長するもの
這性(はいせい):茎や枝が地面を這うように成長するもの
ジャーマンカモミール
引用元:『ボタニカル♪ラブ』http://botanicalove.com/
ローマンカモミール
引用元:『花と緑の図鑑-Garden vision』http://garden-vision.net/
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育てやすいカモミール、でもアブラムシが付きやすい!
比較的育てやすいカモミールですが、1つ注意点があります!
カモミールには、アブラムシがつきやすいのです!
アブラムシがいるところには、アブラムシの天敵・てんとう虫、アブラムシの蜜を分けてもらう事でアブラムシを守っている蟻が必ずいます。
「最近、てんとう虫をよく見る!」となれば、その時には既に、アブラムシがカモミールの細い枝にみっちり隙間が無いほどくっついている、なんてことはありがち。。。
ベランダ栽培の方なら、今まであまりベランダに蟻が来たこと無かったのに最近よく蟻を発見する、時々部屋に入ってきてしまう、などがあれば、それもアブラムシ発生のシグナルかもしれません。
暖かい地域なら、苗が15センチを越えて柔らかい細い葉が繁り始めた4月中旬から5月にはアブラムシが飛来して増え始めます。
寒い地域でも、標高にもよりますが、5月中旬から6月、7月辺りには発生してきます。。。
アブラムシを農薬を使わず駆除する方法
ハーブティーにしたいと思うと、やはり農薬は使いたくないと思うものですよね。
そこで、農薬を使わずにカモミールから虫たちを駆除する方法をご紹介します!
もちろん他のハーブや家庭菜園のお野菜でも使えるのでぜひ試してみてください。
1.黄色い粘着テープで・・・
ホームセンターやネット通販、園芸店にも専用のものが売られていますが、自宅に蛍光色やそれに近い鮮やかな粘着テープ、マスキングテープがあるなら、それでも代用できます。
割りばしなどを支柱にして、テープの粘着面を外側に付けて、カモミールの苗の周りにいくつか差しておきます。
アブラムシは飛んでやって来るため苗の上のほうに集まりやすく、苗の背が伸びている場合はなるべく苗より高めか同じ高さにしておくと良いです。
すると、飛んできたアブラムシは蛍光色の黄色や黄緑色に引き寄せられる習性があるので、粘着テープに間違ってくっついてしまい、苗に付く数を減らせるのです!
2.牛乳で・・・
気がつかないうちにあっという間に増えてしまっていた・・・
という場合は、霧吹きに牛乳を入れて直接シュッ!と茎に吹き付けます。
この時、花につかないようにします。
牛乳のたんぱく質で膜を作り、アブラムシを窒息死させる目的なのですが、カモミールに吹き掛けるため、カモミールも牛乳の膜で窒息してしまいます。
なので、乾いた後に同じように今度は水の霧吹きで吹き掛けた牛乳を洗い流しておかないと、枯れる原因になることもあります。
3.筆で・・・
私は、2.で紹介した牛乳を、霧吹きではなく筆につけて、アブラムシがびっしりな部分をなぞります。
なぞった後に筆でパタパタとはたきの様に軽くこそぎ落とすと、牛乳の膜もあまりカモミールにつきにくいですし、アブラムシが筆でたたき落ちる様子が確実に見てとれます。
「虫が苦手!」という人には酷な方法ですが、一番分かりやすくて、面倒が無い駆除方法だと思いますよ!
アブラムシは下に落ちてしまうとあまり登ってはこないですが、しっかり駆除したい方は、下に粘着テープを置いて作業をすれば、落ちたアブラムシは粘着テープにくっつくので他の植物につく不安も減ります。
今回は、ハーブに付いたアブラムシを農薬を使わず駆除する方法をご紹介しました。
安心な無農薬ハーブを育てたい方はぜひ試してみてくださいね!
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