
『よいイチゴは苗で決まる!』
…といのも、「イチゴは植え付ける苗の段階で、将来収穫できる実の数が決まっている」と言われるほど、イチゴの育て方で苗の選び方はとても重要とされています。
そこで、今回は、春にたくさんのイチゴを収穫するために、どんな苗を選んだらよいかご紹介します!
イチゴの苗を選ぶ際の重要なポイントは、苗の中心部、「クラウン」(王様の冠に似ていることから)が大きく膨らんでいるものを選びます。
クラウンとランナー

※引用元:「やさい畑2016秋号 すごい肥料&堆肥/間引きの奥義」(JAグループ家の光協会)
このクラウンは、イチゴの生長点というもので、ここから葉が伸びて大きく生長していきます。イチゴにとっては重要な器官で、人間でいう心臓のようなものです。
そのため、植え付ける時は、このクラウンが土に埋もれてしまわないように浅めに植え付けてあげます。
また、イチゴはランナー(走り蔓)という蔓のようなものを出してどんどん増えていきます。
(放っておくと次々にランナーを出して雑草のように広がっていきます)
このランナーを小分けに切ったものが苗になります。
ランナーと苗

※引用元:「土づくりひとつで味が違う 畑の達人」麻生健(万来舎)
そして、このランナーの切断部分が残っている場合は、植え付けの際に、ランナーを畝の中心に向けて植え付けてあげると、イチゴはランナーと反対側に実る性質があるため、道側(作業する側に)に実がつくようになります。
※ランナーがみあたらない場合は気にせず、どの向きで植えてもらってかまいません。
さらにもう一つイチゴの育て方で重要なポイントは、じっくり真冬の寒さに当ててあげることです。そのため基本的にはマルチは張りません。桜に似て寒さにあたることで春に白い花をさかせて、甘みたっぷりの赤い実をつけます。
最後に、少し先の話になりますが、形のよいきれいなイチゴを作るポイントを紹介します。
イチゴは、放っておいてもハチなどの虫が受粉を手伝ってくれて実をつけてくれますが、気温が低く虫がいない場合やネットをしていて虫が入ってこられない場合には、筆などを使って人工的に受粉の作業をしてあげると、きれいな実がとれます。
イチゴのハチの受粉

※引用元:「有機・無農薬でできる はじめての家庭菜園」金子美登著(成美堂出版)
イチゴの人工授粉

※引用元:「土づくりひとつで味が違う 畑の達人」麻生健(万来舎)
受粉がうまくいかなかったり、中途半端だと、形の悪いイチゴができてしまいます。きれいなイチゴを作るためには、おしべにまんべんなく花粉をつけてあげると形のよい実ができあがります。
形の悪いイチゴ

※引用元:「土づくりひとつで味が違う 畑の達人」麻生健(万来舎)
いかがでしょうか?
今回、ご利用者の皆さんに植えつけていただくイチゴは、「宝交早生(ほうこうわせ)」という、お店にはほとんど出回らない家庭菜園ならではの品種で、甘みが強くとてもジューシーです!
また、これから野菜づくりにチャレンジしてみたいと思っている方も、まだまだイチゴ作り間に合います!
下記の記事を参考にして是非いちごを栽培してみてください
→いちごの植え方、プランター、ランナー等、いちごの栽培を徹底解説!
※参考文献
・「もっとうまくなる家庭菜園教室 作物別 野菜づくり虎の巻」(家の光協会)
・「土づくりひとつで味が違う 畑の達人」麻生健(万来舎)
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