皆さまこんにちは。農園運営スタッフです。
清々しい秋空の下、お野菜づくりを楽しんでいらっしゃいますか。シェア畑の菜園アドバイザーも、秋冬野菜の収穫に春野菜のお手入れにと、はりきって勤務しています。
そんな、シェア畑で皆様の栽培サポートをする”菜園アドバイザー”のインタビュー企画。今回は、東京都江戸川区にある体験農園「江戸川小岩ファーム」の新井アドバイザーの素顔にせまりたいと思います!
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ー企業を定年退職後に菜園アドバイザーになって、2年と数ヶ月経ったという新井さん。やはり農業関連のお仕事をされていたのでしょうか?
いえいえ、IT関係の企業に勤めていました。定年退職が迫ってきたとき、机にかじりついて事務的なことをするのはもう充分やった、何かお天道さまのもとで農に関わることがしたい、と感じていました。実家が農家で青果の栽培・収穫・出荷の手伝いはしてきていましたし、趣味程度ですが野菜づくりをしてきていたので、少し本格的な趣味として広めの畑を借りるのもいいな、と思っていました。この歳でがっちり就農というのは難しいですから、あくまで趣味として。
それでインターネットで貸し農園を探したりしていたときに偶然、菜園アドバイザーという仕事のことを知ったんです。そうか、こんな仕事もあるのかと。畑に行くのは毎日でも苦にならないし、今成長中の事業だということも知って、ここの農園なら新しいことを経験したり、挑戦したりする可能性もあるだろう、面白そうだと感じました。それでぜひ、今後の新たな仕事としてやってみたいと思ったんです。
-なるほど、定年退職後の全く違う業種からの転職ということですが、実際に勤務されてみていかがでしたか。
業種・職種は違ってもやはり“働く”ということ自体に、まず喜びを感じますね。定年後隠居するような時代じゃないですから(笑)。勤務日数は週3~4回、時間は3~4時間、イベントなどの時で5~6時間程度です。定年後の働き方として、私にはとてもちょうどいいと思っています。畑に行くこと自体は毎日でも苦になりませんが、これくらいのペースなら、ゆっくり家族と過ごしたり、友人たちと会ったりする時間も十分にとれます。
農園の仕事は何と言っても植物が相手ですから、飽きるということがないですね。同じように植えたつもり、育てたつもりでも、同じ結果になるとも限らない。小さな種や苗が、美しい花を咲かせて立派に育つ様子には、何度経験してもはっとさせられる新鮮さがあります。
でも実際にアドバイザーとして勤めてみて一番感じるのは、人と接することがたまらなく面白い、ということです。やはり専業農家ではありませんから、ずっと植物とだけ向き合っているよりも、区画をご利用されるお客様や、他のアドバイザーと接しながら、アドバイスをしたり作業をしたりするのは楽しいですね。
お客様とは個別にお話しすることもあれば、植え付け講習会で皆さんの前でお話しすることもあるんですが、「講習会では聞けない話をもっと聞きたい」と声をかけてくださる方も多いです。やはり実体験というのは参考になるのでしょうか、これまでの私の栽培体験談を、失敗談も含めて聞かせてほしいと興味を持ってくださるなんて、ありがたいことです。
無農薬栽培なので防虫ネットは必需品。ネットの張り方のコツも、丁寧にレクチャーしますよ。
-今後、どんな風に働いていきたいですか。
ここの農園には共用区画があって、イベント用の野菜を植えたりしているんですが、お客様の区画とは違うものを育てたり、長い畝を作ってずらりと植え付けたりもするんです。アドバイザーたちが楽しそうに作業をしていると、興味津々で見に来られるお客様も結構いるんですが、これこそシェア畑の醍醐味だと思います。
我々アドバイザーが面白そうにやっていないと、お客様も面白くはないでしょう。だから、まずは我々が面白がって野菜づくりのいろいろな作業をしている姿を、皆さんに見てもらいたいです。そして、お客様にもぜひ、面白がって畑仕事をしてもらいたい。何しろ野菜づくりは、想像よりずっとクリエイティブで奥が深いですからね。この仕事、実は今までの仕事の中で一番クリエイティブかもしれない、と感じているんです。
農園でのアドバイザーミーティングもあるし、事務局の担当マネージャーともよく話しますから、今後、いろいろと提案もしてみたいですね。お客さんに喜んでもらえるようなこと、そして自分が面白いと思うことを提案していきたいです。農園は、野菜づくりという同じ趣味を持つ人たちの集まりですから、農園でお客様と話したりしていていると、ついつい思いついてしまうんですよね。こうしたら面白いだろうな~、驚いてくれるだろうな~、なんて考えを巡らせることも楽しみのひとつです。
小岩・新小岩周辺は江戸川が近くて開放的です。畑しごとの後、散歩するのも気持ちがいいですよ。
-最後に、菜園アドバイザーのお仕事に興味を持っている方に、一言お願いします。
野菜を作りたい、人と接したい、人に教えるということをしてみたい…そのどれもが経験できるところが、菜園アドバイザーという仕事の面白いところだと思います。それに、得意な人・やりたい人なら、大工仕事とか農園整備にも関われることもあります。自由度も可能性もあるところは、この仕事の大きな魅力のひとつですね。
じゃがいもの花です。野菜たちの、普段見る機会のない姿が見られるのも、野菜づくりの醍醐味です。
農業に関わりたければ、生産農家や農業法人で働くという方法もあるかもしれませんけど、私の場合は家庭菜園の延長のようなかたちで、一つ一つの野菜の成長を見守るほうに面白さを感じます。花を丹精して育て、咲かせて眺めるような、それに近い楽しみ方だなと思います。しかも野菜は食べられますから、喜びも倍増(笑)。
そんな野菜づくりとか“農”に仕事として関わるには、菜園アドバイザーは身近で手頃な選択肢だと思います。私の場合は、始めてみてよかったと満足しています。趣味の延長のつもりで始めた割には、この仕事にはまっているかもしれません。
---------------------------------------------------<インタビュー終了>
ありがとうございました!これからもお仕事を楽しみながら、江戸川小岩ファームを盛り上げていってくださいね。
新井アドバイザーが勤務している江戸川区近隣では、新規農園OPEN予定があり、オープニングスタッフを積極的に採用中です。 下の採用情報ページには、詳細な応募要項や、簡単に入力できる応募フォームなどがありますので、ぜひご覧ください。
>>江戸川小岩ファーム・新小岩体験ファームの採用情報はこちら
またシェア畑では事業規模拡大につき、菜園アドバイザーを随時募集しています。あなたもぜひ、菜園アドバイザーの仲間入りをしませんか。
≫「アドバイザー採用情報」ページはこちら
どうぞお気軽にお問い合わせ・ご応募ください。スタッフ一同お待ちしています!
清々しい秋空の下、お野菜づくりを楽しんでいらっしゃいますか。シェア畑の菜園アドバイザーも、秋冬野菜の収穫に春野菜のお手入れにと、はりきって勤務しています。
そんな、シェア畑で皆様の栽培サポートをする”菜園アドバイザー”のインタビュー企画。今回は、東京都江戸川区にある体験農園「江戸川小岩ファーム」の新井アドバイザーの素顔にせまりたいと思います!
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ー企業を定年退職後に菜園アドバイザーになって、2年と数ヶ月経ったという新井さん。やはり農業関連のお仕事をされていたのでしょうか?
定年退職後の趣味として、貸し農園を探していました。
いえいえ、IT関係の企業に勤めていました。定年退職が迫ってきたとき、机にかじりついて事務的なことをするのはもう充分やった、何かお天道さまのもとで農に関わることがしたい、と感じていました。実家が農家で青果の栽培・収穫・出荷の手伝いはしてきていましたし、趣味程度ですが野菜づくりをしてきていたので、少し本格的な趣味として広めの畑を借りるのもいいな、と思っていました。この歳でがっちり就農というのは難しいですから、あくまで趣味として。
それでインターネットで貸し農園を探したりしていたときに偶然、菜園アドバイザーという仕事のことを知ったんです。そうか、こんな仕事もあるのかと。畑に行くのは毎日でも苦にならないし、今成長中の事業だということも知って、ここの農園なら新しいことを経験したり、挑戦したりする可能性もあるだろう、面白そうだと感じました。それでぜひ、今後の新たな仕事としてやってみたいと思ったんです。
-なるほど、定年退職後の全く違う業種からの転職ということですが、実際に勤務されてみていかがでしたか。
実は今までの仕事の中で、一番クリエイティブかもしれない。
業種・職種は違ってもやはり“働く”ということ自体に、まず喜びを感じますね。定年後隠居するような時代じゃないですから(笑)。勤務日数は週3~4回、時間は3~4時間、イベントなどの時で5~6時間程度です。定年後の働き方として、私にはとてもちょうどいいと思っています。畑に行くこと自体は毎日でも苦になりませんが、これくらいのペースなら、ゆっくり家族と過ごしたり、友人たちと会ったりする時間も十分にとれます。
農園の仕事は何と言っても植物が相手ですから、飽きるということがないですね。同じように植えたつもり、育てたつもりでも、同じ結果になるとも限らない。小さな種や苗が、美しい花を咲かせて立派に育つ様子には、何度経験してもはっとさせられる新鮮さがあります。
でも実際にアドバイザーとして勤めてみて一番感じるのは、人と接することがたまらなく面白い、ということです。やはり専業農家ではありませんから、ずっと植物とだけ向き合っているよりも、区画をご利用されるお客様や、他のアドバイザーと接しながら、アドバイスをしたり作業をしたりするのは楽しいですね。
お客様とは個別にお話しすることもあれば、植え付け講習会で皆さんの前でお話しすることもあるんですが、「講習会では聞けない話をもっと聞きたい」と声をかけてくださる方も多いです。やはり実体験というのは参考になるのでしょうか、これまでの私の栽培体験談を、失敗談も含めて聞かせてほしいと興味を持ってくださるなんて、ありがたいことです。
無農薬栽培なので防虫ネットは必需品。ネットの張り方のコツも、丁寧にレクチャーしますよ。
-今後、どんな風に働いていきたいですか。
我々アドバイザーが面白がって野菜を作っている姿を、皆さんにお見せしたいです。
ここの農園には共用区画があって、イベント用の野菜を植えたりしているんですが、お客様の区画とは違うものを育てたり、長い畝を作ってずらりと植え付けたりもするんです。アドバイザーたちが楽しそうに作業をしていると、興味津々で見に来られるお客様も結構いるんですが、これこそシェア畑の醍醐味だと思います。
我々アドバイザーが面白そうにやっていないと、お客様も面白くはないでしょう。だから、まずは我々が面白がって野菜づくりのいろいろな作業をしている姿を、皆さんに見てもらいたいです。そして、お客様にもぜひ、面白がって畑仕事をしてもらいたい。何しろ野菜づくりは、想像よりずっとクリエイティブで奥が深いですからね。この仕事、実は今までの仕事の中で一番クリエイティブかもしれない、と感じているんです。
農園でのアドバイザーミーティングもあるし、事務局の担当マネージャーともよく話しますから、今後、いろいろと提案もしてみたいですね。お客さんに喜んでもらえるようなこと、そして自分が面白いと思うことを提案していきたいです。農園は、野菜づくりという同じ趣味を持つ人たちの集まりですから、農園でお客様と話したりしていていると、ついつい思いついてしまうんですよね。こうしたら面白いだろうな~、驚いてくれるだろうな~、なんて考えを巡らせることも楽しみのひとつです。
小岩・新小岩周辺は江戸川が近くて開放的です。畑しごとの後、散歩するのも気持ちがいいですよ。
-最後に、菜園アドバイザーのお仕事に興味を持っている方に、一言お願いします。
“農”に関わるには、身近で手頃な選択肢だと思いますよ。
野菜を作りたい、人と接したい、人に教えるということをしてみたい…そのどれもが経験できるところが、菜園アドバイザーという仕事の面白いところだと思います。それに、得意な人・やりたい人なら、大工仕事とか農園整備にも関われることもあります。自由度も可能性もあるところは、この仕事の大きな魅力のひとつですね。
じゃがいもの花です。野菜たちの、普段見る機会のない姿が見られるのも、野菜づくりの醍醐味です。
農業に関わりたければ、生産農家や農業法人で働くという方法もあるかもしれませんけど、私の場合は家庭菜園の延長のようなかたちで、一つ一つの野菜の成長を見守るほうに面白さを感じます。花を丹精して育て、咲かせて眺めるような、それに近い楽しみ方だなと思います。しかも野菜は食べられますから、喜びも倍増(笑)。
そんな野菜づくりとか“農”に仕事として関わるには、菜園アドバイザーは身近で手頃な選択肢だと思います。私の場合は、始めてみてよかったと満足しています。趣味の延長のつもりで始めた割には、この仕事にはまっているかもしれません。
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ありがとうございました!これからもお仕事を楽しみながら、江戸川小岩ファームを盛り上げていってくださいね。
新井アドバイザーが勤務している江戸川区近隣では、新規農園OPEN予定があり、オープニングスタッフを積極的に採用中です。 下の採用情報ページには、詳細な応募要項や、簡単に入力できる応募フォームなどがありますので、ぜひご覧ください。
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