「シェア畑」:年間の作付計画に従って、やさい作りを体験して頂きます。事前の相談により、ご希望に沿った作付が可能です。 (作付変更の場合はご自身で種、苗をご用意頂きます。)
「体験農園」:年間の作付計画に従って、やさい作りを体験して頂きます。(作付変更は出来ません。)
東京都のシェア畑は、23区では世田谷区・葛飾区・江戸川区・板橋区・杉並区・練馬区・足立区・目黒区・大田区に27農園、23区外に14農園、計41農園あります(2022年1月現在)。
農園には、種・苗、肥料、農具、水道が完備されており、経験豊富なアドバイザーも勤務しているので、初心者の方でも手軽に野菜作りをスタートさせることができます。
一方、自治体等が管理する「東京都の市民農園」は317農園で、そのうち給排水施設があるのは216農園、農機具収容施設があるのは174農園、指導員の設置があるのは農園は83農園、堆肥場があるのは26農園、農作業講習施設があるのは11農園という状況でした(農林水産省 全国市民農園リスト(日帰り型)※2020年3月末時点より)。
市民農園の場合、種・苗、肥料、農具等、すべて「自分で準備」が基本です。そのため初心者の方には少し難易度が高いかもしれません。貸し農園にもさまざまな種類がありますので参考情報としてご活用ください。
東京は意外にも多くの野菜が栽培されています。多摩地区ではホウレンソウやニンジン、ウドなどが多く出荷されています。また、江戸川区や練馬区で伝統的に栽培されている小松菜や練馬大根は近年脚光を浴びています。そのような都内の野菜生産事情ですが、東京が全国で1番多くの生産量を誇っている野菜が存在します。
それはとうがらしなんです。2010年の都内のトウガラシ生産量は79トンです。2位の大分県が49トンですからダントツ1位ということが分かりますね。ただ、実際に栽培されている地域というのは小笠原諸島や伊豆諸島のようです笑
このように地域に根付いた野菜を育てることも家庭菜園、農園の魅力の一つではないでしょうか。都内で野菜を育ててみるときはぜひその地域の特産農産物を調べてみてください!