|目次
■バジルはどんな野菜?
■バジルの生育条件
■バジルの旬の時期
■バジルの栽培の手順
■バジルの栽培で気を付けるべき主な病気について
■バジルの栽培で重要な害虫対策について
■バジルの栽培は初心者でも可能?
バジルはどんな野菜?
バジルはシソ科に属するハーブで、特にイタリア料理では欠かせない香草として知られています。
その特徴的な甘い香りとさわやかな風味が、トマト料理やパスタ、ピザなどに絶妙なアクセントを加えます。
バジルにはさまざまな品種がありますが、最も一般的なのはスイートバジルです。
栄養面では抗酸化作用のあるビタミンAやビタミンC、さらにカルシウムやマグネシウムも含まれており、健康に良いハーブとしても注目されています。
バジルの生育条件
温度と日当たり
バジルは暖かい気候を好む植物で、生育適温は20〜30℃とされています。
寒さに弱いため、霜の降りる時期や冬季の栽培は避けるべきです。
また、日当たりの良い場所を選ぶことで、香り高い葉を育てることができます。
土壌
水はけが良く、栄養豊富な土壌がバジル栽培には適しています。
植え付け前に堆肥や腐葉土を混ぜ込み、pH6.0〜7.0の土壌に整えると良いでしょう。
バジルの旬の時期
バジルの旬は初夏から秋(5月〜10月)です。
温暖な気候の中で生育が早まり、次々と新しい葉を収穫できるのが魅力です。
家庭菜園では、春に種をまき、夏にかけて収穫を楽しむスケジュールが一般的です。
バジルの栽培の手順
1. 種や苗の準備
初心者には苗を利用する方が手軽ですが、種から育てる場合は室内で発芽させてから植え付けると成功しやすいです。
2. 土作り
水はけの良い土壌を用意します。特に鉢やプランターで栽培する場合は、野菜用の培養土を使用すると便利です。
3. 植え付け
苗を植える際は、株間を20〜30cm程度空けると良いです。
プランター栽培では、深さ20cm以上の容器を選びましょう。
4. 肥料と水やり
成長期には定期的に追肥を行い、元気な葉を育てます。
土が乾燥したら適度に水を与えますが、根腐れを防ぐため過剰な水やりは避けましょう。
5. 摘心
摘心を行うことで、側芽が伸びてボリュームのある株に成長します。
収穫も兼ねて適度に葉を摘むと良いでしょう。
バジルの栽培で気を付けるべき主な病気について
灰色カビ病
湿度が高い環境で発生しやすく、葉にカビが生える病気です。
風通しを良くし、水やりを控えめにすることで予防できます。
うどんこ病
白い粉状のカビが葉に付着する病気です。
葉が密集しすぎないように間引きや剪定を行うことが重要です。
バジルの栽培で重要な害虫対策について
アブラムシ
新芽や葉に付着して栄養を吸収します。
防虫ネットを使用したり、見つけたら早めに駆除することが大切です。
ハモグリバエ
葉に線状の食害跡を残す害虫です。
定期的に葉を観察し、被害が見られたら速やかに取り除きます。
バジルの栽培は初心者でも可能?
バジルは成長が早く、手間が少ないため初心者にもおすすめのハーブです。
適切な日当たりと水やりを心がければ、豊かな香りと味を持つ葉を育てることができます。
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