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運営スタッフ さん(菜園アドバイザー)

11月2日は都市農業の日

11月2日は都市農業の日
今日、11月2日は「都市農業の日」です。

「都市農業の日」とは、この日を、都市に農地があるすばらしさや農業と触れ合う喜びを分かち合い、都市農業を盛り上げるために、JA東京中央会が制定しました。毎年「東京都農業祭」が開かれ、野菜や花でデコレーションした軽トラックが表参道付近をパレードするなど、都市に住む人たちに、農業を身近に感じてもらう取り組みが行われています。

≪東京都農業祭≫
https://www.walkerplus.com/event/ar0313e327022/


このような日ができた背景には、経済の発展に伴い、都市部にある農地が減少し続けていたことがあります。その減少をとめるべく、2015年4月22日に都市農業振興基本法というものが成立し、都市の農地を「あるべきもの」「保全すべき」という国の方針が示されました。この法律が成立した日から194日後となるのが11月2日でした。『194』の1+9=10で「と」、4=「し」と読む語呂合わせから、この日を都市農業の日としたようです。(・・・ちょっと、ムリヤリですね笑)

そもそも「都市農業とは?」


「都市農業」とは、住宅や商業施設、商店街などがひしめく「市街地」やその周辺で行われている、主に東京や大阪などの都市圏で行われている農業のことを指します。それら都市圏の農地は、高度経済成長期から、どんどんマンションや商業施設に建て替わっていき、その面積は減少していました。そうした状況を危惧した国が、前述した都市農業振興基本法を成立。都市部の農地を保全することにより得られる様々なメリットを改めて確認し、都市農業を発展させることを推奨しています。
都市の農地を維持することにより、「人の近く」に農産物があることで新鮮で安全な農産物をより多くの人に届けられる点や、住民が交流できる場となること、また災害時の防災空間の確保など、様々ないいことがあります。最近では、農業が健康につながる、なんていうデータも!

<都市農業の役割>
①新鮮で安全な農産物の供給
②身近な農業体験・交流活動の場の提供
③災害時の防災空間の確保
④やすらぎや潤いをもたらす緑地空間の提供
⑤国土・環境の保全
⑥都市住民の農業への理解の醸成

≪農林水産省HPより引用≫
http://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/tosi_nougyo/

シェア畑も都市農地保全に貢献!!


こうした方針を国が打ち出してはいますが、農業をする人の高齢化がすすみ、さらに後継者も不足し担い手がいないなど、都市農地の維持、農業の発展に多くの課題を抱えているのが現状です。

シェア畑は、そうした「自分の農地を守りたいけれども、高齢でできない」といった農家や、既に使われなくなっていた農地をお借りして、たくさんの人が気楽に農業を体験できる市民農園として、都市住民の方々にサービス提供しております。そこには、新鮮な野菜を食べることを楽しみにしている方、親から子への教育の場として利用している方、さらには友人やご近所さんと交流することを生きがいにしている方、たくさんの方の笑顔が集まっています。

まだまだ80農園と微力ですが、都市の農地が維持されることで生まれる笑顔を知っているシェア畑。今後もより多くの人に楽しんでもらえるよう努力してまいります!!

★「シェア畑」では誰でも気軽に農業と触れることができます

菜園アドバイザーのサポートが付いているので、安心して畑での野菜作りを楽しめます。自然の力を利用した無農薬・無化学肥料の野菜作りを体験してみませんか。
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