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ベランダでのプランター栽培やお庭での家庭菜園。ご自宅で野菜づくりの経験がある方は多いのではないでしょうか。
自分で作った野菜を収穫できるととてもうれしいですよね！
ただ、お家だとスペースが限られるため、育てることのできる野菜もごく一部になってしまいます。
もっといろいろな野菜を育ててみたい！畑で本格的農業をやってみたいという方向けに、東京都内の区や農家が運営する区民農園や体験農園が増えています。区民農園・体験農園って何？？という方にそれらの特徴をご紹介していきます。
東京２３区の区民農園とは？？
区民農園は、区が運営する畑のことです。東京都23区内に167農園あります。農園によって設備やルールが異なり、水道設備がない農園や農具が常設されている農園等様々です。区役所の管轄となるため安価な農園も多く、年間10,000円程度で利用することができます。利用対象者はその区に居住の方で、近所の方が多く利用しています。
多くの区民農園が、農具や苗を自ら用意し、栽培法も自分で考える必要があります。そのため、自分が育てたい野菜や果物を考えながら育ててみたい！といった方たちには最適のようです。
現在、農園の区画数よりも応募者の数の方が多く、場所によっては高い倍率の抽選となっています。農園によっては不定期に新規募集を行っている所もあるので、応募する方は期間を逃さないように注意してください。
詳しくは区のページをご覧になってください！
2018年2月調べ
| 区 | 農園数 | 区画面積 | 年間利用料金 | 倍率 | 設備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 足立区 | 15 | 15㎡ | 6,000円 | 2倍～ | 水道・トイレ・農具 |
| 荒川区 | なし | ||||
| 板橋区 | 36 | 15㎡ | 3,000～5,500円 | 2倍～ | 水道・物置 |
| 江戸川区 | 34 | 15㎡ | 14,000円 | 2倍～ | 水道・物置 |
| 大田区 | 5 | 5～15㎡ | 24,000円 | 2倍～ | トイレ |
| 葛飾区 | 20 | 15㎡ | 10,800円 | 2倍～ | 水道・トイレ |
| 北区 | なし | ||||
| 江東区 | 3 | 10㎡ | 10,000円 | 2倍～ | なし |
| 品川区 | 3 | 10㎡ | 10,000円 | 2倍～ | なし |
| 渋谷区 | 2 | 10㎡ | 22,000円 | 3倍～ | |
| 新宿区 | なし | ||||
| 杉並区 | 10 | 10㎡ | 7,000円 | 2倍～ | 水道・農具 |
| 墨田区 | なし※栃木県鹿沼市にあり | ||||
| 世田谷区 | 20 | 15㎡ | 18,400円 | 2倍～ | 水道・農具 |
| 台東区 | なし | ||||
| 中央区 | なし | ||||
| 千代田区 | なし | ||||
| 豊島区 | なし | ||||
| 中野区 | 1(親子利用) | 10㎡ | 3,000円 | 2倍～ | |
| 練馬区 | 19 | 15㎡ | 4,800円 | 2倍～ | 水道・ベンチ |
| 文京区 | なし | ||||
| 港区 | なし | ||||
| 目黒区 | 1 | 8㎡ | 5,500円 | 3.5倍～ | 水道・農具 |
東京の体験農園とは？？
体験農園は大きく２種類があります。
１つは農家の方が育てた野菜の収穫を体験する「収穫体験型農園」。もう１つは、農家の方の指導の下20種ほどの野菜を育て収穫する「農業体験型農園」です。東京都内の区ごとに呼び名が異なっている場合も多く、「体験農園」のみの記載の場合、上記の農園のどちらかに分類されます。
「収穫体験型農園」は季節ごとの野菜の収穫体験（サツマイモ堀り等）にご家族やご友人と参加することができます。東京都内では、板橋区の収穫体験農園などの農園が収穫体験を行っています。参加するごとに料金を支払う仕組みになっているため、週末のレジャー等で利用している方が多いようです。
サツマイモの収穫のイメージ
「農業体験型農園」は農家の方のサポートを受けながら野菜を栽培することができます。基本的に農具や苗は農家の方が用意したものを用いて作業を行い、場所によっては講習会もあるようです。年間利用料金は平均で50,000円ほどとなっています。農具やお世話がついている分、区民農園と比べると高値になっています。
東京都内では、練馬区や世田谷区、板橋区、江戸川区などの多くの地域に広がっています。
東京都内の農園はまだまだあります！
民間の畑の「シェア畑」で菜園アドバイザーが利用者にアドバイスしている様子
今回はご紹介していない民間企業が運営する農園も多く存在します。民間の農園は区民農園と比べて料金は割り増しなものの、菜園アドバイザーが畑に勤務し、肥料や農具すべてが共同利用可能となっています。なかなか手に入らない野菜も育てることができる畑もあるようです。
このように、農園といっても多くの種類の農園が都内にはあります。また、地域によってルールや仕組みも大きく異なっているのが特徴です。
気になった方は是非一度実際に近くの農園に足を運んでみることをおすすめします。実際に農園の雰囲気や設備を体験することで最適な農園を選べるはずです！
それでは、皆さんのたのしい農園ライフをおくってください！
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