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もっと野菜が知りたくなる豆知識 vol.2「ピーマン・パプリカ・トウガラシの違いは?」

もっと野菜が知りたくなる豆知識 vol.2「ピーマン・パプリカ・トウガラシの違いは?」
Q.ピーマン・パプリカ・トウガラシの違いをしっていますか?
シシトウはトウガラシ?ピーマン?
赤ピーマンはピーマン?パプリカ?
(答えは最後に)

ピーマンは中南米原産のナス科の野菜。
独特の苦味「クエルシトリン」のせいか子供の嫌いな野菜の代表格とも言えます。
しかしビタミンCはトマトの4倍とも言われ、栄養素の高い野菜としても知られています。
最近では家庭菜園用の苗でも様々なピーマン類が見られるようになってどれを選んだらいいのか迷ってしまうのではないでしょうか?
今回はピーマン・パプリカ・トウガラシそれぞれ特徴と違いのマメ知識です。

ピーマンの由来を調べて見ると「コロンブスが中南米から香辛料として持ち帰った野菜が品種改良されてヨーロッパに広まった」とあります。
その名はスペイン語でpimiento(ピミエント)、ピーマンの語源とされています。
ピミエントを辞書でしらべてみると・・・

Pimient(ピミエント スペイン語)・・・
ピーマン・パプリカ・トウガラシ・コショウ


あれ?スペイン語ではピーマンもパプリカもトウガラシも同じ呼び名で、しかもコショウまで含まれます。
実はコロンブス中南米で辛い野菜を見つけ、当時高級品だったコショウと混同してしまったようなんです。
その勘違いのせいで英語でも・・・

Pepper(ペッパー 英語)・・・
ピーマン・パプリカ・トウガラシ・コショウ


となっています。ちなみにパプリカ(papurika)はハンガリー語なんですが・・・

Papurika(パプリカ ハンガリー語)・・・
ピーマン・パプリカ・トウガラシ


ということでコショウは含まないそうです。
ややこしいですね〜。整理すると中南米でトウガラシと出会ったコロンブスがコショウと勘違いしてスペインに持ち帰った。
ヨーロッパに広がり、品種改良で辛味をとったのがピーマン。さらにハンガリーで甘くて肉厚に改良されパプリカとなった。となります。

ピーマン名鑑


A.答え・・・・・・・・・・・・
全て同じ。
日本では辛味の強いものを「トウガラシ」弱いものを「ビーマン」と呼び、特に甘みの強いものを「パプリカ」・・・となんとなく使い分けています。
赤ピーマンは緑ピーマンが熟して色づいたもの。パプリカも若い頃は緑色ですが、熟すと様々な色に変ります。

皆さん、正解できたでしょうか?

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