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宮内 さん(利用者ライター / 読書アドバイザー)

【食育に役立つお野菜の絵本たち】こんなベッドなら、いい夢見れそう/なかや みわ作『そらまめくんのベッド』

【食育に役立つお野菜の絵本たち】こんなベッドなら、いい夢見れそう/なかや みわ作『そらまめくんのベッド』
そらまめを漢字で書くと、空豆。

そらまめのさやは空に向かって大きくなるのでその名前がついたともいわれていますが、春らしい、わくわくした感じがする、いい名前だと思いませんか。

人気の、春野菜です。

今回は、なかやみわさんの『そらまめくんのベッド』という絵本を紹介します。
1999年に出た絵本ですが、主人公のそらまめくんがとってもかわいくて、今でも子どもたちに大人気です。

そらまめくんのベッド表紙
■絵本名:そらまめくんのベッド
■作者:なかや みわ
■出版社:福音館書店
■ISBN:978-4-8340-1629-1


それは、こんなお話です。

そらまめくんの大事なだいじな宝ものは、雲みたいにふわふわで綿のようにやわらかいベッドです。

ベッドの上のそらまめくんの、なんとも幸せそうな顔だこと。

そんなベッドでねむりたいお友だちがたくさんいます。

えだまめくんでしょ、グリーンピースのきょうだいでしょ、さやえんどうさんでしょ、それにピーナッツくんも。

でも、そらまめくんは「だめ、だめ」って、誰にも使わせません。

そんなある日。
そらまめくんのベッドがなくなってしまうのです。

いくらさがしても見つからなくて、しょんぼりしているそらまめくんですが、ついにベッドを見つけました。

なんと、うずらのお母さんがそのベッドで小さな卵をあたためているではないですか。

さあ、そらまめくんの大事なベッドはどうなってしまうのでしょう?


この絵本にはそらまめ以外にもマメ科のやさいがいくつも出てきます。作者のなかやさんはその違いをうまく絵にしています。

特にベッドをなくして困っているそらまめくんに友だちのマメたちが自分のベッドを貸してあげようとする場面があるのですが、同じマメ科であっても、えだまめくんのベッドは小さかったり、ピーナッツくんのベッドは固かったりと、うまく特長をとらえています。

この絵本で「くものようにふわふわで、わたのようにやわらかい」と書かれているそらまめくんのベッドですが、これはそらまめのさやのこと。

そらまめ

そらまめのさやを手にしたら、ぜひ一度開いてみてください。

さやの中に、きっと、すてきなそらまめくんのベッドを見つけられますよ。

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